第2-2-27図は、組織管理の取組である「業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理」の取組状況について、スケール別に確認したものである。これを見ると、「十分取り組んでいる」と回答した割合について、スケール間の差に着目すると、「10億円未満」と「10億円以上~50億円未満」の間で最も大きいことが見て取れる。
続いて、「業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理」の取組状況とスケール変動状況の関係性について見ると、いずれのスケールにおいても、「取り組んでいる」と回答した事業者の方がスケールアップを実現した割合が高いことが分かる(第2-2-28図)。
第2-2-27図 業績やキャッシュフローを適時・適切に確認できる管理の取組状況(スケール別)
| スケール | 十分取り組んでいる | ある程度取り組んでいる | あまり取り組んでいない | ほとんど取り組んでいない |
|---|---|---|---|---|
| 10億円未満 (n=17,106) | 20.3% | 51.5% | 19.1% | 9.1% |
| 10億円以上~50億円未満 (n=5,934) | 31.9% | 55.7% | 10.4% | 1.9% |
| 50億円以上~100億円未満 (n=917) | 34.2% | 56.1% | 8.3% | 1.4% |
| 100億円以上 (n=556) | 36.2% | 52.7% | 9.7% | 1.4% |
Horizontal stacked bar chart showing management status by scale. The chart shows four categories of management effort: '十分取り組んでいる' (blue), 'ある程度取り組んでいる' (teal), 'あまり取り組んでいない' (orange), and 'ほとんど取り組んでいない' (red). The scales are 10億円未満 (n=17,106), 10億円以上~50億円未満 (n=5,934), 50億円以上~100億円未満 (n=917), and 100億円以上 (n=556).
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)ここでのスケールは、直近(1期前)の売上高に基づいて集計しており、1期前において「事業を開始していない」と回答した事業者は集計から除いている。