次に、策定した経営計画の運用状況について確認していく。第2-2-36図は、策定した経営計画に対する実績の評価・計画の見直しの取組状況について、スケール別に確認したものである。これを見ると、スケールが小さいほど「行っている」と回答した割合が低いことが分かる。第2-2-35
図では、スケールが小さい事業者ほど、経営計画策定による業績面への効果を実感できていない傾向にあることを確認したが、策定した経営計画に対して適切な運用に取り組んでいるか否かが、経営計画の効果を高めるための一要素となっている可能性がある。
第2-2-36図 計画に対する実績の評価・計画の見直しの取組状況(スケール別)
| スケール別 | 行っている | ある程度行っている | あまり行っていない | 行っていない |
|---|---|---|---|---|
| 10億円未満 (n=7,574) | 31.5% | 51.5% | 14.9% | 2.1% |
| 10億円以上~50億円未満 (n=3,850) | 42.8% | 46.0% | 9.9% | 1.3% |
| 50億円以上~100億円未満 (n=674) | 49.6% | 42.7% | 7.1% | 0.6% |
| 100億円以上 (n=433) | 53.1% | 38.3% | 7.6% | 1.0% |
Horizontal stacked bar chart showing the implementation status of business plan evaluation and revision by scale. The chart shows four categories: 'Doing' (blue), 'Somewhat doing' (green), 'Not really doing' (orange), and 'Not doing' (red). The x-axis represents the percentage from 0% to 100%.
資料:(株)帝国データバンク「令和6年度中小企業の経営課題と事業活動に関する調査」
(注)1.ここでのスケールは、直近(1期前)の売上高に基づいて集計しており、1期前において「事業を開始していない」と回答した事業者は集計から除いている。
2.経営計画の策定状況について、「策定している」と回答した事業者に聞いたもの。